
差別と不平等
私が今住んでいるアメリカは自由の国と呼ばれていますが、実際に暮らしてみると差別と不平等なことが日常茶飯事で行われているように感じられます。 人種、文化、性別、年齢そして所得階級により差別があらゆるレベルで行われています。おそらくこのアメリカで差別や不平等さを全く感じたことがないという人はかなり少ないのではないのではないかと思います。 例えば上流階級の白人と低所得のマイノリティ―では後者のほうが差別や不平等さを体験する機会は多いかもしれませんが、かといって前者が死ぬまで差別や不平等さを感じずにいられる確率も低いのではないかと思います。アメリカが自由や平等を主張する陰にはこういった不自由や不平等に対する深い怒りと葛藤から来ているのではないかと思います。 そしてその間違いに声をあげることの怖さ。例えばとるにたりないことに関しては”こういうことについて私はこう思うんだけれどもどう思う?”と聞くと10ぐらい答えが返ってくるのに、この差別や平等さに対する質問には全く返答が返ってこなかったりします(都合が悪いとだんまりになってしまいます)。 この時の心境として